山林などに生息するミツバチの仲間。1886年、採蜜のためにヨーロッパから輸入されました。季節によって花の種類が異なるので、ハチミツの味も変化します。
大きさは女王蜂で13mm〜17mm、働きバチで約13mm、オスバチで12mm〜13mmになります。
幼虫はうじ虫形です。卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。集団生活を行い、子育てもします。
成虫で越冬します。
花粉や花の蜜を食べます。花の蜜は腹の中の蜜のうと呼ばれる袋に入れ、花粉は後ろ脚の花粉かごと呼ばれる部分につけて巣に持ち帰ります。
養蜂用の箱に、パルプ性の巣を作ります。新しい女王蜂が誕生すると、それまでの巣から分かれ分蜂をし、別の場所に新しい巣を作ります。
近年では、イチゴなどの花粉媒介にも使われます。ヨーロッパにはミツバチを襲うスズメバチがいないため、防御策を身に付けておらず、襲われるとたちまちのうちにやられてしまいます。 |