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 ナナフシ
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ナナフシ

[和名・種類] ナナフシ
[学名] Baculum irregulariterdentatum
[英名] Stick insect
[名前の由来] 七節、竹節虫。たくさんの節を持つ昆虫のこと。腹部がが7つの節からできていることからなど。
別名、ナナフシモドキ。
[分布] 本州〜九州
[科名] ナナフシ目ナナフシ科
[体色] 緑色・褐色
[時期] 7月・8月・9月・10月・11月
[特徴・生態]  樹上に生息するナナフシの仲間。
 体長は7cm〜10cmになります。頭部は小さく、上から見ると方円形で、メスの頭部には1対の角様突起があります。触角は短く、中胸より短いです。無翅です。体色は褐色の個体と、緑色の個体がいます。
 幼虫は成虫に良く似た姿をしています。幼虫で脚に縞模様があります。
 越冬形態は卵で、不規則に歪んだ扁平な草の実形をしています。
 ブナ科のナラ、ニレ科のエノキなどの葉を食べます。
 卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。切れた脚は、脱皮を繰り返すうちに再生します。
 落とすと、足を伸ばして死んだふりをします。植物の枝に隠蔽的擬態をしており、移動する時も身体を前後に揺らしながらゆっくりと歩きます。夜行性で昼間はあまり動かず、夜間に活動し植物の葉を食べます。
[感想]  ナナフシの幼虫の写真です。ナナフシなんですが、ナナフシモドキと呼ばれることも多いです。
 理由は良くわかりませんが、ナナフシをとてもたくさん見かける年と、ほとんど見かけることがない年とがあるように感じます。気候変動による影響なのか、周期的なものなのか、たまたまの偶然によるものなのか・・・。理由や原因については、さっぱりわかりませんが。2008年は、ナナフシの幼虫をとても頻繁に見ることができました。
 子供の頃、自分の身近な環境でナナフシを見ることはありませんでした。そのため、図鑑の中だけの昆虫や、テレビに登場する昆虫といった存在でした。初めてナナフシを見たのは、大人になってからでした。木の枝に擬態してるため見つけづらい昆虫ではありますが、暇さえあれば昆虫採集をしたりしていた子供時代のことを考えると、やっぱり自分の身近な場所にはナナフシは生息していなかったんじゃないかなーと思います。
 ナナフシの幼虫なので、正確な同定は難しいのですが、普通のナナフシであってると思います。ナナフシモドキと呼ばれることもあるナナフシです。
[写真撮影] 2008年04月26日
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