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ハスジカツオゾウムシ
Lixus acutipennis
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葉筋鰹象虫。カツオブシに似ていることから。
本州〜九州
甲虫目ゾウムシ科
灰褐色
6月・7月
日本には約750種がいるゾウムシ科の中の1種。 体長は9mm〜14mmになります。 前頭部が吻状に前方へ向かって伸び、その先端に口器が開いています。 上翅にはV字状の模様があります。 刺激に敏感で、危険を察知すると体や脚を縮めて地上に転げ落ちます。 アザミやヨモギなどキク科の植物の茎に口吻で孔をあけ、そこに卵を産み付けます。孵化(フカ)した幼虫には脚がないウジ虫型で、茎の芯部を食べて成長し、茎の中で蛹(サナギ)になります。
ゾウムシさんの仲間です。小さな昆虫を撮影する時は、新しいデジカメが欲しいと常々感じます。伸びた鼻が特徴ですが、本当は口です。 特徴的な姿をしているので、すぐにゾウムシだとわかりますが、ゾウムシの中のなんていう種類なのかを調べるのは苦労します。だってぇ〜、虫の図鑑を見てると、背筋がムズムズしてくるんだも〜ん(^^ゞ 警戒心が強いのでしょうか、カメラを構えて近付いていくと、葉の裏側などに隠れてしまいます。ズームとマクロを使ってなんとか撮影しましたが、画質はイマイチですねー。
2006年06月04日