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イワガキ
Crossostrea nippona
Rock oyster
岩牡蠣。岩場に生息するカキのこと。 別名、夏ガキ(夏に良く食用にされるカキのこと)、クツガキ。
房総半島以南・日本海
二枚貝綱ウグイスガイ目(翼形目)イタボガキ科
潮下部〜水深20mの岩礁に生息するイタボガキの仲間。 殻長は約10cm、殻高は約20cmになる大型のカキです。殻は厚く大形です。左殻は岩や礫に付着し、右殻は膨らみが弱く桧肌葺き状の褐色です。 秋期に産卵する卵生種です。 マガキと同様に食用になり、天然物と養殖物の両方が流通しています。肉量は少ないですが、美味です。夏に旬を迎えます。生食の他、焼く、蒸す、フライなどで食べることができます。
イワガキの写真です。 イワガキがいっぱい。食用として販売されているイワガキです。貝殻拾いをしていると、色々な種類の牡蠣殻を見付けることができるのですが。その牡蠣殻の種類となると、なかなかわからないんですよねー。生息環境によって、外見がかなり変化するので。この写真のカキは、イワガキであっていると思います。 普通に流通しているカキは、マガキが多いみたいです。でも味の方は、イワガキの方が美味しいと言われています。とはいっても、カキ類は苦手なので自分では食べたことないんだけど(^^ゞ
2011年12月11日