[和名・種類] |
クモガイ |
[学名] |
Lambis lambis |
[英名] |
Spider conch |
[名前の由来] |
蜘蛛貝。殻に突起があり、クモのようであることから。 |
[分布] |
紀伊半島以南 |
[科名] |
巻貝綱(腹足綱)ニナ目(中腹足目)スイショウガイ科
または、イソボラ科、ソデボラ科 |
[特徴・生態] |
水深5m〜10mのサンゴ礁域の砂底に普通に生息するスイショウガイの仲間。
殻は紡錘形で、殻長は約17cm、径は約10cmになります。質は厚くて硬いです。螺塔は10階ありますが、大きな殻口が張り出すために螺塔はほとんど埋まっていて腹側からは見えません。外唇には、水管溝を含め7本の角状突起があります。上下端の突起は短く湾曲せず、側方の突起は湾曲します。表面は褐色で、黄白色の斑紋や縞があり、数本の太い螺肋と多くの細かい螺肋があります。老成した個体では、殻の口が紫色になります。
フタは薄い弓形です。
サソリガイに良く似ています。殻口が広く開き、肉色で7本の突起が短いので、区別することができます。 |
[レポート] |
クモガイの写真です。たぶん・・・。間違ってたら、ゴメンね。
たぶんクモガイだと思うんだけど、あんまり自信がありません。クモガイは成貝と幼貝とでは、まるで別種かのように思えるほど、外見が異なります。スイショウガイ科の貝類では、幼貝と成貝とで外見がまったくことなる種類が多いみたいです。成貝になると、ツノのような突起が伸びてくるみたいです。
この貝殻は、クモガイの幼貝だと思うのですが。クモガイの模様も個体差があるので、正確な見分けはシロウトの私には難しいです。
しかもこの貝殻、購入したのは良いのですが、後でじっくりと調べてみたら、裏側は割れていました。殻の口の部分が破損してなくなっていたので、ますます見分けるのが難しくて。模様、貝殻の質、殻の螺旋の巻き具合、コブなどから、クモガイの幼貝ではないかなーと推定してみました。 |
[写真撮影] |
2008年05月26日 |
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