|
[和名・種類] |
ヤツシロガイ |
[学名] |
Tonna luteostoma |
[英名] |
Gold mouthed tun |
[名前の由来] |
八代貝。
別名、ヤマドリガイ(山鳥貝)。 |
[分布] |
北海道南部以南、西太平洋 |
[科名] |
巻貝綱(腹足綱)ニナ目(吸腔目)ヤツシロガイ科 |
[特徴・生態] |
水深5m〜50mくらいの砂泥底に生息する、ヤツシロガイの仲間。
殻は高さ約19cm、径約16cmになります。球形で、質は薄く、螺塔は低く、螺層は7階です。体層は非常に大きく、よく膨らみます。表面には15条内外の太くて平たい肋があり、その上に褐色の斑紋が並びますが、その上を黄褐色の薄い殻皮が覆います。
殻口は広く、蓋はありません。
ナマコを好んで食べます。卵のうは平たい帯状です。
足は食用になります。 |
[レポート] |
根気良く貝殻拾いをしていると、たまに見つけることができるヤツシロガイ。このヤツシロガイは色が濃い色をしていたので、ホロガイかなーって思ったんですが、図鑑と照らし合わせてみたら内側は黒くなかったので、ヤツシロガイとしておきました。
貝殻の質が薄いので、完全体で拾える機会はほとんどないんですよねー。このヤツシロガイも、残念ながら口の部分はかなり欠けてしまっています。破片が落ちているのは、良く見かけるんですけどね。大きくて綺麗な貝殻なので、拾えるとかなり嬉しい貝殻なんですが。
割れないように、大切に保管しています。 |
[写真撮影] |
2007年09月19日 |
[関連ページ] |
|
|
|
|