[和名・種類] |
ヤツシロガイ |
[学名] |
Tonna luteostoma |
[英名] |
Gold mouthed tun |
[名前の由来] |
八代貝。
別名、ヤマドリガイ(山鳥貝)。 |
[分布] |
北海道南部以南、西太平洋 |
[科名] |
巻貝綱(腹足綱)ニナ目(吸腔目)ヤツシロガイ科 |
[特徴・生態] |
水深5m〜50mくらいの砂泥底に生息する、ヤツシロガイの仲間。
殻は高さ約19cm、径約16cmになります。球形で、質は薄く、螺塔は低く、螺層は7階です。体層は非常に大きく、よく膨らみます。表面には15条内外の太くて平たい肋があり、その上に褐色の斑紋が並びますが、その上を黄褐色の薄い殻皮が覆います。
殻口は広く、蓋はありません。
ナマコを好んで食べます。卵のうは平たい帯状です。
足は食用になります。 |
[レポート] |
なかなか落ちてないんだけど、貝殻拾いをしているとたまに拾うことのできる大きな巻き貝のヤツシロガイ。この貝殻を拾うと、なんだかとっても嬉しくなります(^^)。大きくて綺麗だし。
でも、なかなか完全体は落ちてないんだよねー。殻が薄いから、波に洗われるとすぐに割れちゃうみたい。割れてしまったヤツシロガイの破片を見かけることは多いんだけどね、完全体のヤツシロガイを探すのは難しいですね。食用として売られることもあるらしいんですが、売っているのを見たことはないですねー。 |
[写真撮影] |
2006年12月13日 |
[関連ページ] |
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