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 モウソウチク
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モウソウチク

[和名・種類] モウソウチク
[学名] Phyllostachys pubecens
[英名] -
[名前の由来] 孟宗竹。
[分布] 北海道南部以南
[科名] イネ科マダケ属
[花色] 黄緑色
[花期] 4月
[特徴・解説]  常緑のタケ類です。中国原産の外来種で、各地で栽培されています。元文元年(1736年)に琉球を通じて2株が鹿児島の島津家二十一代吉貫公に贈られたのが栽培の始めとされています。
 稈(かん)は直立し、高さは10m〜25m、直径は8cm〜20cmになり、日本では最大の竹です。節の環は一重です。若竹の巨稈の節部には白粉があります。枝は節から2本ずつ出ます。
 花はまれにしか咲きません。
 葉は披針形で用紙質です。葉のつけ根の肩毛は早くに落ちてしまいます。
 タケノコは太くて、皮は黒紫色です。出荷用に栽培もされます。
 枝と葉が密に出るので、モウソウチクの林内はとても暗くなります。建築材、竹炭、庭園、竹細工、竹ぼうきなどに使われます。日本の三大有用竹の一つです。
[感想]  人の手の入った林などでは良く見かける光景ですね。きっと、昔住んでいた人が、資材として竹を植え、代々それを管理してきたのでしょう。
 開花は60年〜70年に一度だけ開花し、その後は竹藪全体が枯れてしまうと言われています。タケはいちよ木本に分類されますが、草本の特徴も持っています。木と草は学術的に分類されているわけではないので、実は曖昧だったりします。
[写真撮影] 2005年02月28日
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