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ヒメウズ


ヒメウズ
[和名・種類]

ヒメウズ

[学名]

Semiaquilegia adoxoides

[英名]

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[名前の由来]

姫烏頭。小さな烏頭(トリカブト)という意味。

[分布]

関東地方以西〜九州

[科名]

キンポウゲ科オダマキ属

[花色]

白色

[花期]

3月4月5月

[特徴・解説]

 山麓の草地、道端、石垣の隙間などに生える多年草。
 茎は繊細で、軟毛があり、少し分枝し、高さは15〜30cmになります。根茎は塊状です。
 茎先に花柄を出し、径約5mmのやや紅色を帯びた白色の花を下向きにつけます。萼片は長さ5mm〜6mmで、花弁状になります。花弁は2.5mm〜3mmで、萼片より小さく直立します。
 根生葉は、有柄の3出複葉で長い柄があります。小葉は短柄があり2裂〜3裂し、裂片はさらに2浅裂〜3浅裂します。茎葉の柄は短く、基部は茎を抱きます。
 果実は袋果で、2個〜4個が上向きに付きます。種子は長さ約1mmの卵形です。
 有毒植物です。漢方として利用されることもあります。

[観察・感想]

 ヒメウズ以外にも、いろいろな植物が写りこんでしまって、ちょっとわかりづらいですね。茎がとても細くて、花が小さいので、こういう種類はピントが合わずうまく撮影できないんですよ。
 見つけたときは、可憐で綺麗な花だな〜と思ったんですが、有毒植物だったんですね。しかもトリカブトだなんて、食べないでよかったぁ〜。って、食べるわけないか(^^ゞ。キンポウゲ科の植物には、毒があるものが多いみたいですね。

[写真撮影]

2005年03月28日

ヒメウズ
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