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パンジー


パンジー
[和名・種類]

パンジー

[学名]

Viola × Wittrockiana

[英名]

Garden pansy

[名前の由来]

三色菫(サンショクスミレ)。
ビオラは学名から。
花が人間の顔に似て考え込んでいるように見えることからフランス語のパンセ (pensee)から。

[分布]

ヨーロッパ原産

[科名]

スミレ科スミレ属

[花色]

青色紫色白色黄色橙色桃色紅色

[花期]

1月2月3月4月5月11月12月

[特徴・解説]

 1800年代の北欧で、アマチュア園芸家が、野生のサンシキスミレ、他の野生スミレ、近東のスミレを交配して生まれた園芸品種です。日本では秋蒔きの越年草として扱われます。
 200年に及び品種改良が行われ、もっとも豊富な花色を持つ園芸植物のひとつとなっています。
 花はわずかに重なった2枚の上側の花弁、2枚の脇の花弁、下側3枚の花弁が結合するヒゲ、およびわずかな切れ込みを持つ1枚の下側の花弁からなります。
 中輪〜大輪の品種をパンジーと呼び、小輪〜中輪の品種をビオラと呼びます。
 耐寒性はありますが、暑さには弱い性質があります。日本では、夏の暑さで枯れてしまうのが普通です。
 パンジーを低木や潅木の下に植え、雑草を抑制する生物マルチングのような使用法もあります。

[観察・感想]

 パンジーの花の写真です。園芸店では、パンジーとビオラ、正確な区別はしていないみたい。花が大きいのがパンジーで、花が小さいのがビオラって区別になっているみたいです。パンジーは英名で、ビオラは学名で、同じ種類なんだけど・・・。まあ、いっか(^^;)
 冬の花の代表選手の一人です。寒くなってくると、ポット苗が出回るようになります。1個100円くらいで購入でき、もっと安いこともあるので、失敗を恐れずに育てることができる財布に優しい植物です。きっと、環境にも優しいはず?安い植木しか育てられないのですが、パンジーやビオラは良く育てている植物のひとつです。
 黄花のパンジーの花の模様、人の形に見えますね。って、そう見えるのは自分だけかもしれないんだけど・・・。真ん中で大の字になって、両手を天にかざして広げているように見えます。品種によっては、人の顔のように見えるものもあります。そういった模様が、気持ち悪いから嫌いっていう人もいるんですよねー。こっちを向いて笑っているように見えるとか。

[写真撮影]

2009年03月17日

横須賀市野比
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