[特徴・解説] |
道端や畑、人里などに普通に生える多年草。
古代に朝鮮半島を経て、日本に入ってきたと考えられています。
草体の全体を白い綿毛が覆います。茎は根元で枝分かれし、高さ15cm〜30cmになります。
枝先に球形の黄色い頭花を多数つけます。
茎葉は長さ2cm〜6cm、幅0.4cm〜1.2cmのヘラ形〜倒披針形で互生し、基部は茎に流れます。両面にびっしりと綿毛が生えます。根生葉は、花期には枯れてなくなります。
果実はそう果で、冠毛があります。
春の七草のひとつで、オギョウとも呼ばれます。早春の淡い緑色の葉を草餅の中に入れたりもしました。現在では草餅にはヨモギが使用されています。 |