[和名・種類] |
ハハコグサ |
[学名] |
Gnaphalium affine |
[英名] |
Cudweed |
[名前の由来] |
母子草。綿毛がほおけ立つことから、ホオコグサ。それがさらに転訛したとされています。
別名、ホオコグサ、オギョウ(御形)。
なお、879年の『文徳実録』には母子草として書かれています。 |
[分布] |
北海道〜沖縄 |
[科名] |
キク科ハハコグサ属 |
[花色] |
黄色 |
[花期] |
4月・5月・6月 |
[特徴・解説] |
道端や畑、人里などに普通に生える多年草。
古代に朝鮮半島を経て、日本に入ってきたと考えられています。
草体の全体を白い綿毛が覆います。茎は根元で枝分かれし、高さ15cm〜30cmになります。
枝先に球形の黄色い頭花を多数つけます。
茎葉は長さ2cm〜6cm、幅0.4cm〜1.2cmのヘラ形〜倒披針形で互生し、基部は茎に流れます。両面にびっしりと綿毛が生えます。根生葉は、花期には枯れてなくなります。
果実はそう果で、冠毛があります。
春の七草のひとつで、オギョウとも呼ばれます。早春の淡い緑色の葉を草餅の中に入れたりもしました。現在では草餅にはヨモギが使用されています。 |
[感想] |
本来は春の花なのですが、今年は冷夏だったからでしょうか、意外とたくさん咲いていました。時期がちょっとずれちゃってるかもしれませんが、綺麗に撮れたので特別掲載です。 |
[撮影日] |
2003年08月31日 |
[関連ページ] |
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