[名前・種類] |
ヤエムグラ |
[学名] |
Galium spurium var. echinospermon |
[英名] |
False cleavers |
[名前の由来] |
八重葎。幾重にも重なって茂ることから。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
アカネ科ヤエムグラ属 |
[花色] |
黄緑色 |
[花期] |
5月・6月 |
[特徴・解説] |
人里や、荒れ地に普通に生える一年草〜越年草。
茎は軟らかく、4稜をもちます。稜にある下向きの刺で、他物に引っ掛かり斜上し、長さ60cm〜100cmになります。
茎先や葉腋に花序を出し、黄緑色の花をつけます。花冠は4裂し、4個の雄しべがあります。
葉は広線形〜倒披針形で、長さ1cm〜2cm、幅1.5mm〜4mmになります。先端は刺状に尖り、縁と裏面の主脈には逆向きの刺があります。6枚〜8枚が輪生します。本来の葉は2個で、ほかは托葉の変化したものです。
果実は約2mmの球形の2分果です。カギ状毛があり、衣服などに付着します。 |
[感想] |
どこにでも生えている雑草のひとつ、ヤエムグラ。
代表的な雑草ですが、あまりじっくりと観察することのない植物なんじゃないかなー。そこであえて、ヤエムグラの花の写真を撮影してみました。普段は何気ない雑草でも、ちゃんと花が咲いて、果実がつくんですよー。でもどんな花を咲かせるのかとか、どんな果実が実るのかとか気に掛ける人はほとんどいなくて。雑草になんて名前なんたないと思ってる人も多いくらいだから。
膨らんでいる2つの膨らみ、これが果実です。観察していると言っても、熟した果実はまだ見たことがないんですよー。私ももっとじっくりと雑草を観察しなくちゃいけませんね。 |
[写真撮影] |
2008年04月13日 |
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