[名前・種類] |
メダケ赤衣病菌 |
[学名] |
Stereostratum corticioides |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
女竹赤衣病菌(メダケアカゴロモビョウキン)。メダケに発生しる赤衣病のこと。 |
[分布] |
- |
[科名] |
担子菌サビキン目 |
[花色] |
黄褐色 |
[花期] |
1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月 |
[特徴・解説] |
マダケなど各種の竹、笹類に発生するさび病菌の一種。
秋〜冬、稈(かん)の表皮下に冬胞子堆が発達し、すぐに表皮が破れて黄褐色の冬胞子塊が出現します。
冬胞子塊は盛り上がり肉質になりますが、春には脱落します。この内側にはさらに黄褐色粉状の夏胞子が形成されます。
この病気の対処方法は伐採して焼却処分するしかなく、効果的な薬剤はありません。土中に菌があるので、表土の入れ替えも効果があります。 |
[感想] |
子供の頃から謎の存在として認識していた物体。笹薮に入ると、かならず根元付近にオレンジ色の物体が付着しています。笹を切って釣り竿にしたり、弓矢を作って遊んだりしていたので、このオレンジ色をした謎の物体が気になっていました。ササを切りだす時、間違って触ったりするとジメジメっと湿っていて気持ち悪いんですよ。笹薮の中なら、たぶんかなりの確率で見付けることができると思います。
大人になってから知ったというより、つい最近になって知ったんですが、笹や竹などに発生する病気なんですね。さび病とか赤衣病って呼ばれる病気の一種だそうです。そういえば植物観察をしていると、たまに病気にかかった植物を見かけることもありますし、そういったものの一種なのかなー。植物寄生菌類です。
触ってもかぶれたりすることはありませんが、気持ち悪いからあんまり触りたくはないですね。食用になるかどうかも不明ですが、食べる気にはなれませんよね。植物図鑑じゃなくて、病気だから家庭の医学に掲載すべき? |
[写真撮影] |
2008年04月13日 |
[関連ページ] |
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