そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 04月 > 野草・雑草 > フウロソウ科 > アメリカフウロ

アメリカフウロ


アメリカフウロ
[和名・種類]

アメリカフウロ

[学名]

Geranium carolinianum

[英名]

Carolina cranesbill、Carolina geranium

[名前の由来]

亜米利加風露。アメリカから渡来したフウロソウのこと。

[分布]

日本各地

[科名]

フウロソウ科フウロソウ属

[花色]

淡紅色白色

[花期]

5月6月7月8月9月

[特徴・解説]

 畑、道端に生える、北アメリカ原産の一年草。昭和初期に渡来しました。
 良く分枝して、基部は倒れて地を這って広がり、上部は斜上して、高さ10cm〜40cmになります。茎には軟毛が密生します。
 枝先に花柄を出し、淡紅白色の直径約1cmの5弁花をつけます。花弁と萼片がほぼ同じ長さになります。雄しべは10個です。
 葉は掌状にほぼ基部まで5深裂〜7深裂し、裂片はさらに羽状に裂けます。
 刮ハは直立します。熟すと嘴の上端を中軸につけたまま巻き上がり、種子を弾き飛ばします。種子には網目状の隆起した模様があります。
 日本には昭和初期に渡来しました。近年、特に分布を広げ、全国的に雑草化しました。

[観察・感想]

 面白い形をした植物のアメリカフウロ。この写真じゃ、その面白さが伝わらないかなー、普通の花が咲いている程度にしか見えないかも(^^ゞ
 ツボミや果実の形と葉の形が変わってるんですよ。ゲンノショウコの仲間なんだけど、ゲンノショウコよりも変わった形かも。ゲンノショウコはあまり見かけないけど、アメリカフウロは雑草として帰化しているので、どこでも見かけることができると思います。
 写真よりも実物を見た方が面白いので、ぜひ探してみてください。見付からなかったらぁー、園芸店でゼラニウムを買ってみてください(^^ゞ

[写真撮影]

2007年04月11日

アメリカフウロ
アメリカフウロ
アメリカフウロ
アメリカフウロ
アメリカフウロ
アメリカフウロ
-
広告
メインコンテンツ
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
コミュニティー
広告
広告


広告
広告

  4月-野草・雑草  
三浦半島身近な図鑑 アメリカフウロ
Copyright そらいろネット All right reserved.