畑、道端に生える、北アメリカ原産の一年草。昭和初期に渡来しました。
良く分枝して、基部は倒れて地を這って広がり、上部は斜上して、高さ10cm〜40cmになります。茎には軟毛が密生します。
枝先に花柄を出し、淡紅白色の直径約1cmの5弁花をつけます。花弁と萼片がほぼ同じ長さになります。雄しべは10個です。
葉は掌状にほぼ基部まで5深裂〜7深裂し、裂片はさらに羽状に裂けます。
刮ハは直立します。熟すと嘴の上端を中軸につけたまま巻き上がり、種子を弾き飛ばします。種子には網目状の隆起した模様があります。
日本には昭和初期に渡来しました。近年、特に分布を広げ、全国的に雑草化しました。 |