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アメリカフウロ


アメリカフウロ
[和名・種類]

アメリカフウロ

[学名]

Geranium carolinianum

[英名]

Carolina cranesbill、Carolina geranium

[名前の由来]

亜米利加風露。アメリカから渡来したフウロソウのこと。

[分布]

日本各地

[科名]

フウロソウ科フウロソウ属

[花色]

淡紅色白色(果実:緑色に掲載)

[花期]

5月6月7月8月9月

[特徴・解説]

 畑、道端に生える、北アメリカ原産の一年草。昭和初期に渡来しました。
 良く分枝して、基部は倒れて地を這って広がり、上部は斜上して、高さ10cm〜40cmになります。茎には軟毛が密生します。
 枝先に花柄を出し、淡紅白色の直径約1cmの5弁花をつけます。花弁と萼片がほぼ同じ長さになります。雄しべは10個です。
 葉は掌状にほぼ基部まで5深裂〜7深裂し、裂片はさらに羽状に裂けます。
 刮ハは直立します。熟すと嘴の上端を中軸につけたまま巻き上がり、種子を弾き飛ばします。種子には網目状の隆起した模様があります。
 日本には昭和初期に渡来しました。近年、特に分布を広げ、全国的に雑草化しました。

[観察・感想]

 アメリカフウロって、花そのものはそれほど特徴のある花じゃないんですよね。先月、花の写真をアップしてあるので、今回は花後の写真をアップしてみることにしました。こうすることで、植物の変化していく様子がわかるんじゃないかなーと思いまして。
 花が終わった直後の写真です。面白い形をしているでしょ?花よりも特徴的で目立つんですよ。萼片の先端が赤く色づいているし。
 この後、ニョキニョキニョキーっとメシベが伸び始めて、果実ができます。果実の形も不思議な形です。フウロソウ科の植物の特徴なのかな?

[写真撮影]

2007年05月02日

アメリカフウロ
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