海岸に近い道端や空き地、牧場周辺などに生える、ヨーロッパ原産の一年草〜二年草。
茎の基部は地を這って横に広がり、良く分枝して高さ10cm〜60cmになります。全体にほとんど毛がありません。
小葉は3個で、長さ1cm〜2cm、幅0.5cm〜1.5cmの広倒卵形です。托葉はクシの歯のように深く切れ込みます。
花は、黄色の蝶形花で、葉腋に4個〜8個つけます。長さ4mm〜5mmです。
果実は豆果で、2回〜3回、らせん状に巻き、直径5mm〜6mmになります。縁には先端がカギ状に曲がった刺があります。
江戸時代に牧草として渡来し、各地に帰化しました。アメリカ、オーストラリア、アジアにも広く帰化しています。良く似たコウマゴヤシは、托葉が裂けず、全体に毛が生えます。
|