ヘラオオバコ

[和名・種類]

ヘラオオバコ

[学名]

Plantago lanceolata

[英名]

Ribwort plantain

[名前の由来]

箆大葉子。へら形の葉を持つオオバコのこと。

[分布]

日本各地

[科名]

[花色]

[花期]

６月・７月・８月

[特徴・解説]

　道端や荒れ地、空き地などに生える、ヨーロッパ原産の1年草。
　高さ30cm〜70cmになります。太い直根にひげ根が多数付きます。
　花茎を直立して伸ばし、先端にはじめは頭状、のちに穂状の花序を出します。花穂は円柱形で、2cm〜8cmになり、下から咲き上がります。花は密につき、花冠は白いですが、約1cmほど伸びだした雄しべと紫色の葯が目立ちます。
　葉はすべて根生し、長さは10cm〜30cmで、縦に葉脈の走るへら形〜披針形です。両面に長い軟毛が生えます。
　果実はさく果で、1個〜2個の種子が入ります。種子は長さ2mmで、黒色の楕円形です。
　幕末の頃に日本に渡来したと考えられています。日本各地に広がっていますが、とくに北海道に多く生えています。

[観察・感想]

　ヘラオオバコの花を、真上から撮影してみました。
　普通なら横から写真を撮ったりするんだろうけど、それじゃあつまらないなって思って、真上から撮ってみました。真上からの写真になると、花の印象がまったく違いますね。
　写真を撮っていたときには気が付かなかったのですが、花に毛がひっかかっていました。なんでだろう・・・。犬の毛かなーって気もしたんですが、犬の毛ってもっとまっすぐなはずですよね。ってことは、人の髪の毛かな。犬の毛には抵抗がないけど、人の髪の毛ってなんかイヤだなぁ・・・。食品に髪の毛が入っていると、体に害があるわけじゃないけど、とってもイヤな気分になりますよね(^_^;)

[写真撮影]

2009年05月09日