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 アスチルベ
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アスチルベ

[和名・種類] アスチルベ
[学名] Astillbe arendsii
[英名] Astilbe
[名前の由来] あすちるべ。学名から。
別名、アワモリソウ(泡盛草)、アケボノショウマ(曙升麻)。
[分布] 東アジア〜中央アジア、北アメリカ
[科名] ユキノシタ科チダケサシ属
[花色] 白色淡桃色紅色
[花期] 5月6月7月8月9月
[特徴・解説]  宿根草の園芸品種。
 茎は高さ40cm〜120cmになります。
 茎の上部に30cm〜60cmの穂状花序をつけ、円錐花序になります。多くの小花を咲かせます。花色は白色、紅色、桃色などがあります。
 葉は2回〜3回3出葉で、葉柄は紅色、小葉は披針形です。縁には不斉鋸歯があります。
 原種の東アジアを中心に、南アジアや北アメリカに12種が分布しています。ドイツで観賞用に園芸種が作られました。日本産のアワモリショウマやアカショウマなども、アスチルベの仲間です。庭草、花壇、切り花などに利用されます。適度な湿り気のある肥えた土質を好み、花が終わってから株分けで増やします。育てやすい植物で、半日陰でも楽しむことができます。
[レポート]  アスチルベの花の写真です。
 和名はアワモリソウというのですが、あまり一般的ではないので、アスチルベとしておきました。和名にこだわりのある人は、アワモリソウと呼んであげてください。アワモリショウマっていう和名もあるんですよ。
 アシタバのような葉で、花色は違いますがセイタカアワダチソウのような花を咲かせます。見付けた時は、この植物は何だろう、何科の植物なのかもわからないなーなんて思いながら写真を撮りました。花だけでは見分けることはできないだろうなーと思って、植物全体の様子や、葉の写真も撮影しておきました。
 日本の在来種で、めずらしい種類の植物が植えてあるんだと思って、野草の図鑑を調べてみたんですが。特徴と一致する植物は見付からなかったんですよ。この植物の正体は何だろうって、今度は園芸の本を持ち出して調べてみたら・・・
 やっと種類が判明しましたー。その正体はアスチルベでした。花壇などに植えられるポピュラーな植物なんですが、園芸店ではあまり流通していない気がします。多くの品種があり、花色や背丈など、さまざまな品種があるようです。
[写真撮影] 2008年06月19日
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