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 サルビア・コクシネア
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サルビア・コクシネア

[和名・種類] サルビア・コクシネア
[学名] Salvia coccinea
[英名] Tropical sage
[名前の由来] さるびあ・こくしねあ。
別名、紅花サルビア(赤い花を咲かせるサルビアのこと)。
別名、サルビア・コクネシア(学名の読み間違い)。
別名、サルビア・コッキネア(学名の読み方の違い)、サルビア(略したもの)など。
[分布] アメリカ南部原産
[科名] シソ科アキギリ属
[花色] 紅色淡桃色
[花期] 7月8月9月10月11月
[特徴・解説]  アメリカ南部原産の多年草。寒さに弱いため、園芸上では春蒔きの一年草として扱われます。
 茎は細く、良く分枝し、高さ50cm〜80cmになります。
 花は径約3cm〜5cmの唇形花で、数個が輪生します。上唇花弁は小さく、下唇花弁が大きくなり、雄しべと雌しべが突き出ます。花色は豊富で、紅色、淡桃色、白色などがあります。花序は15cm〜20cmで、下から順番に咲き上がります。
 葉は楕円形で、縁には鋸歯があります。
 花壇、切り花などに利用されます。風通しが良く、日当たりの良い場所で栽培します。乾燥に弱く、水切れすると花やつぼみが落ちてしまいます。夏の高温多湿は苦手なので、枝葉を4枚〜5枚残して切り戻し、株を仕立て直します。サルビアやセージの仲間は種類が非常に豊富で、春〜初夏にポット苗が出回ります。サルビアの仲間では耐寒性があり、暖地では越冬可能です。
[レポート]  サルビア・コクシネアの花の写真です。
 なぜか野生化していた、サルビア・コクシネア。丈夫な性質で、サルビアの仲間では耐寒性があるので、三浦半島では野生化してしまうのかもしれません。分布が広がることはないとは思いますが、ちょっと気になります。
 学名の読み間違いから、サルビア・コクネシアって呼ばれることも多いです。コクシネアもコクネシアも、どちらも一般的になってしまったみたいで。コッキネアと記載されることもあります。正確な発音は、良くわかりませんが、どうやら、コクシネアでも、コッキネアでもないみたいです。ローマ字読みしているので、コクシネアやコッキネアになったのでしょう。
 茎が細長く、風になびくように花を咲かせます。ハデさはありません。根元付近から良く分枝するので、ボリューム感を持たせるように育てるのが良いみたいです。野生化していたものは、分枝せず単生でした。他の植物との生存競争で日光を追い求めたため、分枝できなかったのかもしれません。
[写真撮影] 2008年06月27日
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