土手や野原などに生える南アメリカ原産の多年草。明治時代に観賞用に輸入され栽培されたものが野生化した帰化植物です。
茎は叢生し、20cm〜60cmになります。
上部の葉腋にく直径12mm〜15mmの淡紅色の花をつけます。花弁は丸く、紅色の脈が目立ちます。まれに、白色花もあります。雄しべは8個で、葯は白色です。雌しべの先端は4裂し、十字状になります。和名では夕方から花が開くとされていますが、実際には昼咲きの花で夕方にはしぼんでしまいます。
果実は上の方が太くて8稜が目立ち断面が六角形の刮ハです。熟すと先端が4裂します。果実の中央に軸があり、軸の周りに種子が並びます。
葉は互生し、長さ3cm〜5cm、幅は1cm〜2cmの披針形〜卵状披針形で、縁に波状の鋸歯があります。 |