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 ニオイコベニタケ

ニオイコベニタケ

[名前] ニオイコベニタケ
[学名] Russula mariae
[名前の由来] 臭小紅茸。独特のにおいのする小さなベニタケのこと。
[分布] 日本各地
[科名] ベニタケ科ベニタケ属
[花色] 桃色
[花期] 7月8月9月10月
[特徴]  マツ科、ブナ科の林地に生えるベニタケの仲間。
 傘は小型で、径は2cm〜5cmになります。表面にはつやはなく粉状で、バラ紅色〜濃桃色で、時に濃淡のまだらになります。
 ひだは成熟時にはクリーム色です。柄の表面は傘とほぼ同じ色をしています。変色性はありません。
 食毒不明ですが、味は温和だそうです。カブトムシに似たにおいがあります。
[感想]  植物観察中、とってもキュートで可愛いキノコを発見しました。緑色のコケのたくさん生えたところに、数本がぴょこぴょこっと生えていました。可愛いけど、いかにも毒キノコっぽい感じですよねー。
 ドクベニタケか、サクラタケかなーって思いながら図鑑を調べていたら、ニオイコベニタケだということがわかりました。キノコ類でちゃんと名前がわかるなんて、めずらしいなぁ(^^;)
 写真で見てもわかる通り、とっても可愛いキノコです。写真を撮った時はにおいを嗅がなかったんですが、カブトムシのにおいがするそうです。次に見つけたときはにおいを嗅いでみようかな。毒キノコの胞子で、肺が壊死するなんてこと、ないよね?
[写真撮影] 2007年07月05日
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