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 マルバハッカの花

マルバハッカの花

[和名・種類] マルバハッカ
[学名] Mentha rotundifolia
[英名] Apple mint
[名前の由来] 丸葉薄荷。葉が丸いハッカのこと。
別名、アップルミント。リンゴに似た香りのするミントのこと。
[分布] ヨーロッパ原産
[科名] シソ科ハッカ属
[花色] 白色淡紅色
[花期] 8月9月10月
[特徴・解説]  湿地や道端に生える、ヨーロッパ原産の多年草。
 全体に白い縮れた毛に覆われ、高さは30cm〜80cmになります。
 葉は対生し、長さ2cm〜5cm、幅1cm〜3cmの広楕円形で、基部はやや茎を抱きます。ふちには低い鋸歯があり、表面は脈が凹んでシワが目立ち、裏面には白色の毛が密生します。
 茎の先に短い花序を出し、仮輪は接して穂状の花序になり、白色、または淡紅色の小さな花を多数つけます。萼は5裂し、鋭尖頭で、外面に短毛があります。花冠は4裂し、雄しべと雌しべは花外に突き出ます。
 特有の芳香があり、ハーブとして栽培されますが、各地で野生化しています。明治時代にはすでに野生化していました。
[レポート]  マルバハッカ、別名をアップル・ミントと呼ばれるハーブの一種です。
 マルバハッカという和名がありますが、ハーブとしてのアップル・ミントという名前の方が有名かもしれません。園芸店に行くと、アップル・ミントの名前で売られています。どちらの名前で掲載しようか迷ったのですが、すでに帰化植物となっているので、和名のマルバハッカとしておきました。
 明治時代にはすでに野生化していたと記録されていますが、それほど多く野生化しているわけではありません。散在している程度で、まとまって野生化しているわけではありません。まとまって一ヶ所に生えている場合は、野生化したものではなく、栽培されているものだと思います。繁殖力が旺盛なので、すぐに増えちゃうみたいです。
 ハーブではありますが、道端に生えているマルバハッカを、ハーブとして使う勇気がありません・・・。だって、イヌやネコのオシッコがかかっているかもしれないし、場合によっては人間のオシッコがかかっている可能性すらあるから。ハーブとして使うとしたら、購入した苗を育てて使うことになると思います。
[写真撮影] 2008年07月30日
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