湿った道端、水田のふち、川べりなど、人家の近くの湿った場所に生える一年草。
茎は下部がやや横に這い、上部は直立し、高さ20cm〜60cmになります。茎と葉、ともに剛毛が生えザラつき、
葉の腋から対生して枝を2度分け、その先に経約1cmの頭花をつけます。白色の舌状花が2列に並び、中心の緑白色〜淡黄白色の筒状花からなります。
葉は対生し、長さ3cm〜10cm、幅0.5cm〜2.5cmの披針形です。縁には細鋸歯があります。
果実は、冠毛のないそう果です。そう果は黒く熟すとこぼれやすく、水に運ばれて繁殖します。舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果はやや扁平な4稜形です。
世界中の温帯〜熱帯に見られる雑草のひとつです。
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