日当たりの良い海岸の岩場や砂地に生える多年草。
茎はつる性で分枝して、砂の上を這うようにして長く伸び、節から根を出して増えます。
葉の腋から高さ10cm〜20cmの花茎を出し、円柱形の穂状花序を付けます。長さ約2mmの鱗のような苞葉の間に、直径約2mmの5裂する唇形花を多数つけます。始めは白色ですが、次第に紅紫色を帯びます。
葉は対生し、長さ1cm〜4cm、幅0.5cm〜1.8cmの倒卵状楕円形です。質は肉質で、上半分には粗い鋸歯があります。葉裏には細毛が密着します。
果実は2分果からなり、コルク質になった萼に包まれます。分果は長さ約2mmの広卵形です。 |