海岸の砂地などに生える多年草。
茎は下部は良く分枝し地を這い、上部は斜上して、長さ40cm〜60cmになります。全体に多肉質で無毛で、細かい粒状の突起があります。
葉の脇に黄色花を1個〜2個つけます。花弁はなく、萼片は4裂〜5裂し、内側が黄色で花弁状になります。
葉は互生し、長さ3cm〜7cmの卵状三角形で、質は厚くて軟らかいです。
果実は核果で、ヒシの実のような刺状の突起があります。
古くから食用として栽培されてきました。内陸部に生えるものは、かつて食用に栽培されていたものが逸出したものと考えられます。軟らかい葉は、お湯に酢と塩を入れて茹でて、あく抜きをしてから和え物などにして食べられます。
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