| [名前] |
キョウチクトウ |
| [学名] |
Nerium indicum |
| [名前の由来] |
夾竹桃。中国語名の和音読み。 |
| [分布] |
インド原産 |
| [科名] |
キョウチクトウ科キョウチクトウ属 |
| [花色] |
白色・淡紅色 |
| [花期] |
６月・７月・８月・９月 |
| [特徴] |
インド原産の常緑低木です。江戸時代中期に渡来したと言われています。
根元から分枝し、株立ち状となり、高さ2m〜4mになります。横長の丸い樹冠を作ります。枝ははじめは緑色で、のちに暗褐色になります。
葉は舟形で、質は皮質で硬いです。普通は3枚ずつ輪生します。葉身の長さは6cm〜20cm、幅は1cm〜2cm、両端はとがり、ふちは全縁、両面とも無毛、表面には光沢があります。
枝先に集散花序を出し、次々に花を咲かせます。花の色は桃色、赤色、白色などがあります。八重咲き品種などもあります。花冠は直径4cm〜5cmの高杯形で、上部は5裂して平開します。
果実は長さ10cm〜14cmの線形の袋果です。直立してつきます。熟すと縦に裂けて種子を出します。
庭木、公園樹、街路樹に利用されるほか、強心剤、利尿薬の薬効があるといわれています。有毒植物です。 |
| [感想] |
何の花だかわかるかな？キョウチクトウの花の中心部分をアップで写真を撮影してみました。なかなか面白い写真でしょ？全体の雰囲気がわからないから、図鑑としてはあまり役に立たないかもしれないけど。
僕にとってはとても身近な樹木のひとつ。近所に生えていて、通勤・通学コースにもなっていたので、見かける機会が多いです。これが有毒植物だということを知ったときは、かなり驚きました。自分の身近に有毒植物が生えているなんてと思って。でも植物に関する知識が見に付くにしたがって、意外と有毒植物が多いことを知りました。
キョウチクトウの花言葉のひとつ、油断大敵。まさに有毒植物のキョウチクトウらしい花言葉(＾＾；) |
| [写真撮影] |
2007年08月02日 |
| [関連ページ] |
 身近な植物図鑑：キョウチクトウの花 （2006年08月02日） |
キョウチクトウ
