[和名・種類] |
タケニグサ |
[学名] |
Macleaya cordata |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
竹似草。茎が中空で、竹に似ていることから。竹と煮ると竹が軟らかくなるからとも。
別名、チャンパギク(占城菊)。チャンパはインドシナの古い国名で、渡来植物と考えられていたことから。 |
[分布] |
本州〜九州 |
[科名] |
ケシ科タケニグサ属 |
[花色] |
白色(果実:緑色に掲載) |
[花期] |
7月・8月 |
[特徴・解説] |
日当たりの良い山野や、荒地、道端などに生える多年草。
茎は粗大で中空です。高さ1m〜2mになります。全体に粉白を帯びます。
茎先に大型の円錐花序を出し、多数の白色花を付けます。花は多数の雄しべからなり、がく片2個は白く長さ1cmで、花弁はありません。花糸は糸状です。
葉は互生し、長さ10cm〜30cmの円心形で、ふちは菊の葉のように裂けます。葉裏には縮毛が密生しています。
果実は平たいさく果です。
茎や葉を切ると、有毒の黄色乳液が出ます。昔はこの乳液を害虫駆除に用いました。日本では雑草ですが、欧米では園芸植物として育てられています。 |
[レポート] |
なぜかボクの心を掴んで離さないタケニグサ。不思議な魅力を感じる植物です。どちらかっていうと、厄介者扱いされる雑草なんだけど・・・。やはり大きく特徴的な葉が、ボクの心を掴むんだろうなー。タケニグサを見つけると、グッときます。
今回の写真は、めずらしいことに果実の写真を撮ることができました。あんまり見かけないんですよ、大きいから刈り取られちゃって(^^;)。さく果って言って、果実の中にたくさんの種子が詰まっているんです。外見ではマメみたいな感じに見えるけど。ちなみに、マメの果実は豆果っていうんです。難しい専門用語なんだけど・・・
樹木の陰に生えてて薄暗かったから、何枚も写真を撮ったんだけど、ことごくブレてました(^^;)。一番マトモな写真がコレ。やっぱりちょっとブレてます。タケニグサは花茎がニョキニョキと伸びるので、ちょっとした風ですぐに揺れちゃうんです(TωT) |
[写真撮影] |
2007年08月14日 |
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