南アフリカ原産の、半つる性の常緑低木です。
良く分枝し、直立あるいは斜上して、高さは30cm〜200cmになります。
葉は互生し、長さ約6cmの長楕円形で、葉柄は短く、先端はやや尖ります。葉の基部に3枚〜4枚の小さな葉を叢生します。2枚の円腎形の托葉状の葉は、托葉ではなく腋芽の葉です。
枝先に花穂をつけ、直径2.5cm〜3cmの花を5個〜10個付けます。温室ではほぼ通年、花を咲かせます。花冠は空色で、上部は5深裂し、花筒は細いです。萼片には腺毛があり、粘り気があります。開花後は花穂を摘み取ります。
果実は乾果で、衣服などに付着するひっつきむしです。結実は稀です。
観賞用に栽培されます。寒さには比較的強いため、関東以西では地植えも可能で、霜などで茎や葉が枯れても、春になると新芽を出します。挿し木や株分けで増やすことができます。原産地では、頭痛やマラリアに対する民間薬として利用されます。 |