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ルリマツリの花


ルリマツリの花

[和名・種類]

ルリマツリ

[学名]

Plumbago capensis

[英名]

Cape plumbago

[名前の由来]

瑠璃茉莉。瑠璃色の花を咲かせるマツリのこと。
別名、アオマツリ(青茉莉)。青色の花を咲かせるマツリのこと。
別名、プルンバゴ、ブルンバーゴ。学名から。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

イソマツ科ルリマツリ属

[花色]

淡青色白色

[花期]

6月7月8月9月10月

[特徴・解説]

 南アフリカ原産の、半つる性の常緑低木です。
 良く分枝し、直立あるいは斜上して、高さは30cm〜200cmになります。
 葉は互生し、長さ約6cmの長楕円形で、葉柄は短く、先端はやや尖ります。葉の基部に3枚〜4枚の小さな葉を叢生します。2枚の円腎形の托葉状の葉は、托葉ではなく腋芽の葉です。
 枝先に花穂をつけ、直径2.5cm〜3cmの花を5個〜10個付けます。温室ではほぼ通年、花を咲かせます。花冠は空色で、上部は5深裂し、花筒は細いです。萼片には腺毛があり、粘り気があります。開花後は花穂を摘み取ります。
 果実は乾果で、衣服などに付着するひっつきむしです。結実は稀です。
 観賞用に栽培されます。寒さには比較的強いため、関東以西では地植えも可能で、霜などで茎や葉が枯れても、春になると新芽を出します。挿し木や株分けで増やすことができます。原産地では、頭痛やマラリアに対する民間薬として利用されます。

[観察・感想]

 ルリマツリの花の写真です。
 園芸店では、ルリマツリという和名よりも、プルンバゴという属名が使われることが多いみたいです。
 綺麗な花を咲かせていた植物なので、以前から気になっていたんですよ。見慣れない植物で、何科の植物なんだろうっていうのも気になっていて。園芸種ですが、日本の在来種で近い種類の植物はないんじゃないかなーとか考えていたり。
 でも、今までずっと、写真が撮れなかったぁー。人家の庭先に植えられている植物だったので、花の写真を撮影していると、植木の隙間から覗き込んで盗撮しているんじゃないかって思われちゃいそうで。しかも、セコムだかアコムだか良くわかりませんが、防犯カメラとか付いている家だったし。
 そうして気になっていた植物だったんですが、だんだんと成長していき、大きくなっていきました。大きくなったら、人家を覗き込むような感じにカメラを構えずに済むようになったので、写真を撮ることができました。
 調べてみたら、ルリマツリという名前の植物でした。マツリは、お祭りではなく、ジャスミンのことみたいです。

[写真撮影]

2008年08月29日

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