[名前・種類] |
セイバンモロコシ |
[学名] |
Sorghum halepense |
[英名] |
Johnson grass |
[名前の由来] |
西藩蜀黍。台湾などに多いモロコシのこと。
別名、ジョンソン・グラス。 |
[分布] |
地中海沿岸原産 |
[科名] |
イネ科モロコシ属 |
[花色] |
緑色(小穂:赤色に掲載) |
[花期] |
7月・8月・9月 |
[特徴・解説] |
地中海沿岸地方原産の多年草。アフリカ、北アメリカ、アジア南部など、世界に広く帰化しています。戦後、関東地方以西の線路沿いや、荒れ地などに急激に広がりました。
大きな株を作り、高さ1m〜2mになります。
葉は長さ20cm〜60cmになります。
花序は茎の先に円錐状につき、長さ20cm〜50cmで直立します。小穂は柄のあるものと、ないものが1対となり、無柄の小穂には芒(ノギ)があります。
牧草とし扱われる場合は、ジョンソン・グラスと呼ばれます。しかし、若葉は青酸を含み、ときに家畜が中毒を起こすことがあります。 |
[感想] |
街路樹の根元にたくさん生えていました。野原などよりも、街路樹の根元とか、荒れ地などに生えていることが多いみたいです。
花が開いてる状態っていうのかな?花弁とかがないから、花らしくないんだけど、ちょうどこの状態が花が咲いている状態なんだと思います。あまりこういった機会に恵まれることも少ないと思うので、チャンスを逃さないように写真を撮りました。雑草のわりには、意外と綺麗ですねー。
丈夫な外来種なので、数が増えてきているようです。イネのような植物で、稲穂の部分が赤っぽいとか、赤紫色っぽい場合は、セイバンモロコシのことが多いんじゃないかな。 |
[写真撮影] |
2007年09月03日 |
[関連ページ] |
家庭の医学:シアン中毒とは? |