[名前] |
ヤマノイモ |
[学名] |
Dioscorea japonica |
[英名] |
Japanese yam |
[名前の由来] |
山の芋。山に生えるイモのこと。里芋に対する名前。
別名、ジネンジョ(自然薯)。山野に自然に生えるイモのこと。 |
[分布] |
本州〜沖縄 |
[科名] |
ヤマニモ科ヤマノイモ属 |
[花色] |
白色(むかご:茶色に掲載) |
[花期] |
7月・8月 |
[特徴] |
山野に普通に生えるつる性の多年草です。
地下には多肉根(たにくこん)があり、茎はつる性で長く伸びます。イモは同一のイモが成長し続けるわけではなく、毎年新しいイモができて、古いイモの養分を吸収してより大きなイモを作ります。
雌雄異株です。雄花序は葉脇から直立し、白色の花を多数つけます。雌花序は葉脇から垂れ下がり、白色の花がまばらにつけます。花は全開せず球状に見えます。
葉は対生し、長卵形〜長心形で、基部は心状みみ形になります。長さ5cm〜10cmになり、先端は長くとがります。
葉の脇にむかごをつけ、落ちると翌年には発芽します。
果実はさく果です。下向きにつき、扁平な丸い翼が3個あります。種子は円形で、まわりには薄い翼があります。
根はすりおろして食用になります。食用サイズのイモになるまで、4年〜5年かかります。ナガイモに比べてきめ細かく、粘り気があります。むかごは炒ったり、ご飯に炊き込んで食用になります。 |
[感想] |
いつも植物図鑑への掲載を避けている野草です。ヤマノイモ、オニドコロ、ニメドコロの見分けが、どうしても付かなくて・・・。良く見かける植物ではあるんですが、何度見ても見分けが付かないんですよねー。何がどう違うのかわからん(^^;)
とりあえず今回の写真は、ヤマノイモだということがわかりました。ヤマノイモのむかごです。食べられるんですが、食べたことある人ってどのくらいいるかな?どんなものかと思って一度だけ食べたことがあるんですが、一度食べれば満足かなーっていう感じの味でした(^^;)
根元を掘るとヤマイモが出てくるんだよねー。ツルが枯れたころが収穫時らしいですよ。山に生えていても他人の土地なので、取ることはできませんが・・・ |
[写真撮影] |
2007年09月03日 |
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