[特徴] |
熱帯アメリカ原産の一年草。熱帯では多年草になります。
茎は多数に分枝し、高さは60cm〜90cmになります。
葉は互生し、柄は長く、楕円形です。
花は白色です。
花後に緑色で内部が空洞の果実を上向きにつけます。果実は球形、長卵形、細長いクチバシ形など、さまざまあります。辛味成分のカプサイシンの多少によって、辛味種と甘味種に分類されます。トウガラシは辛味種で、成熟すると赤色になります。なお、甘味種には、大果系のピーマンなどと、小果系とに分類されます。
日本には16世紀に渡来しました。乾燥粉末にして、香辛料として利用されています。観賞用の品種もあります。ちなみにカプサイシンには、食欲増進、消化を助け、血行を良くする働きがあります。 |