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ニラの花


ニラの花

[和名・種類]

ニラ

[学名]

Allium tuberosum

[英名]

Garlic chives

[名前の由来]

韮。ミラが転訛したとする説など。
別名、カビラ(加美良)、ククミラ(久々美良)。

[分布]

日本各地

[科名]

ユリ科ネギ属

[花色]

白色

[花期]

8月9月10月

[特徴・解説]

 畑地、土手、畦などに生える、中国西部原産の多年草。
 鱗茎は小さく、長卵形で、シュロ状の毛に包まれています。鱗茎の下には短い根茎があります。多数に株分かれして葉を伸ばします。
 葉の間から、30cm〜40cmほどの花茎を伸ばします。花は半球形の散形花序で、白色の小花を20個〜40個つけます。花弁は3枚で、苞が3枚あり、6弁花のように見えます。花被片は長さ5mm〜6mmの狭長楕円形で、先端は尖ります。雄しべは6本あります。
 葉の長さは20cm〜30cmで束生すします。線形で扁平です。
 果実は扁球形の刮ハで、熟すると割れて黒色の小さな種子を散布します。
 全体に、特有の臭気があります。葉は野菜として食用に栽培されます。株分け、実生で増やすことができます。

[観察・感想]

 ニラの花の写真です。
 もちろんですが、野菜として食べている、ニラです。日本には、かなり古い時代に渡来したと考えられています。古事記や日本書紀が書かれているような時代には、すでにニラを野菜として食べていたみたいです。中国原産の植物なので、稲作などと一緒に、中国から渡来したのかもしれないですね。日本の自生種とする説もありますが、詳しいことはわかっていません。
 古い時代に渡来したため、各地で野生化しています。ほぼ、雑草化していると言って、問題ないんじゃないかなー。普通に見かけることができます。
 そこで問題になってくるのが、ニラや野草なのか、野菜なのか。どっちに分類すればいいのだろうかという問題が・・・。ホームページで写真を整理するために、野草か野菜か、どちらかに分類しなくちゃいけないんだけど。とりあえず、野菜として馴染みがあるので、野菜に分類しておきました。
 ニラの葉と間違って、スイセンの葉を食べてしまうという食中毒が多いので、注意してください。

[写真撮影]

2008年09月22日

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