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 カンスゲ
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カンスゲ

[和名・種類] カンスゲ
[学名] Carex morrowii
[英名] -
[名前の由来] 寒菅。冬でもつやのあるかたい葉を多数密生していることから。
[分布] 福島県以西の本州〜九州
[科名] カヤツリグサ科スゲ属
[花色] 黄褐色
[花期] 4月5月
[特徴・解説]  山地の林下、谷沿い、岩上などに生える常緑の多年草。
 茎や葉は密生します。高さは20cm〜40cmになります。
 春に葉の間から多くの花茎を立て、先端に1個の雄小穂、その下に黄褐色の長さ約3cmの雌小穂を数個つけます。
 葉の断面は平たいM字型になります。葉は幅5mm〜10mmの線形で、とてもかたく光沢のある濃緑色です。縁は著しくざらつき、基部は暗赤色で光沢はありません。
 果胞は多数で、外側にそり返ります。柱頭は3個です。
 蓑や篭に材料に使われます。
[感想]  10月になるんですが、たぶんカンスゲだと思います。他に思い当たる野草もないですし、特徴はカンスゲと同じだし。気候のせいなのでしょうか、地域性なのでしょうか、この季節でもよく見かけます。
[写真撮影] 2005年10月31日
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