[名前・種類] |
タカサゴユリ |
[学名] |
Lilium formosanum |
[英名] |
Formosa lily |
[名前の由来] |
高砂百合。沖縄の方言で台湾を指す言葉「タカサング」に由来すると言われています。 |
[分布] |
台湾原産 |
[科名] |
ユリ科ユリ属 |
[花色] |
白色(果実:緑色に掲載) |
[花期] |
7月・8月・9月・10月 |
[特徴・解説] |
野原、荒地などに生える、台湾原産の多年草。
茎は比較的太くて丈夫で、高さ約1.5mになります。発芽後1年目は茎や花は出さずに葉だけを伸ばし、翌年に球根が充実すると茎を伸ばして花を咲かせます。
花は、花長は15cm〜20cm、直径は5cm以上になり、テッポウユリよりも大型になります。花は白色ですが、薄紫色の筋が入ります。花被片は6枚で、外側の花被片は橙褐色になり、根元はつながっています。
葉は細い披針形です。
種子を多く付け、風によって運ばれ、分布を広げます。
テッポウユリとの交雑種、変異種など、中間的な特徴を持つものも多く見られます。日本には大正時代に観賞用として輸入されました。 |
[感想] |
たぶんタカサゴユリだと思います。いつも通る場所で成長過程を観察していた植物なので。大きくて目立ち、花も綺麗なので、前を通るたびに成長過程を楽しみにして見ていました。
つぼみができて、花が咲き、果実がつきました。思っていたよりも巨大な果実がつくんだねー。花は横向きに付くのに、果実になるとなぜか上向きになるんですねー。横向きに花が咲くというのは、昆虫による受粉しやすさが関係していると思うんだけど。上向きの果実の理由は、よくわかりません。少しでも果実を遠くに飛ばそうという戦略なのでしょうか?タカサゴユリの種子は、風に飛ばされて広がるみたいだけど・・・
もっと長期間にわたって観察を続けていかないとダメかな? |
[写真撮影] |
2007年10月11日 |
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