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 キミガヨラン

キミガヨラン

[名前・種類] キミガヨラン
[学名] Yucca gloriosa
[英名] Common yucca
[名前の由来] 君が代蘭。学名が栄光ということから、君が代は栄えるという意味。
別名、ユッカ。
[分布] 北アメリカ原産
[科名] リュウゼツラン科ユッカ属
[花色] 黄色
[花期] 5月6月10月11月
[特徴・解説]  観賞用に栽培される常緑低木。
 高さは約2mになります。
 葉の根元から円錐花序を直立して、釣鐘形の花を下垂し、夜に開き、独特の芳香があります。径約5cmで、黄白色で、多少紫色を帯びます。
 葉は暗青色を帯びます。長さ60cm〜80cmあり、細長くて固く、肉質で先はとがり、縁には鋸歯があります。
 果実は虫媒花ですが、花粉を運ぶ蛾が日本にいないため、結実はしません。
 乾燥・寒さも強く、土質を好みません。移植は、梅雨時期以外は避けたほうが良いようです。江戸時代の天保年間(1830年〜1844年)に日本に渡来しました。
[感想]  とても立派に咲いたキミガヨランの花。管理されているわけでもないのに、こんなに立派に花が咲くんですねー。キミガヨランってすごいなぁー。
 園芸で育てられたりもするけど、屋外で普通に生えています。誰かが植えたりしたものが大きく育っているんだと思います。種子が取れないかなーなんて期待もしているんですが、日本国内では種子はできないみたいですねー。花粉を媒介する蛾がいないみたいです。そんなわけなので、生えている場所というのは、誰かが植えたということになります。
 キミガヨランは不思議がいっぱいで、1年で2回も花が咲きます。春と秋の2回、どちらも大きな花が咲くというわけじゃなくて、どちらか一方で大きな花が咲くと、もう一方の花はあまり大きくならないみたい。葉は先がとがっていて痛いので気をつけましょう(^^;)
[写真撮影] 2007年10月18日
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