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カントウヨメナの花

[和名・種類] カントウヨメナ [学名] Kalimeris pseudoyomena [英名] - [名前の由来] 関東嫁菜。関東地方に多いヨメナのこと。 [分布] 東北地方〜関東地方 [科名] キク科ヨメナ属 [花色] 淡青紫色 [花期] ７月・８月・９月・１０月 [特徴・解説] 　田のあぜ、川べり、湿っぽい山野、道端などに生える多年草。 　高さ50cm〜100cmになります。地下茎を伸ばして増えます。 　小枝の先に、直径約3cmの頭花を１個ずつ付けます。舌状花は淡青紫色〜白色で、中心の筒状花は黄色です。舌状花と筒状花では、花柱の先端の形が異なります。総苞片はへら状です。 　葉は粗い鋸歯のある披針形〜卵状長楕円形で、長さ4cm〜8cmになります。ユウガギクより厚く、ヨメナより薄いです。縁の鋸歯はやや粗いです。 　そう果の冠毛はごく短く、ヨメナよりやや小さめです。 　若い芽は食用になります。ヨメナの仲間は良く似ていて区別が難しいですが、染色体数を調べないと正確な見分けは困難です。ユウガギクとヨメナの、中間的な特徴を持ちます。 [レポート] 　ユウガギク、ヨメナ、カントウヨメナ、オオユウガギク、ノコンギクなど、見分けの付かない野草がたくさんあります(^^;)。秋に咲く野菊たちは、どれもそっくりなんですが、それぞれに種類が違うので、見分けるのが極めて困難です。 　なんとなーくカントウヨメナっぽいかなって感じがしたので、カントウヨメナとしておきました。間違っている可能性もかなり高いです。正しく見分けるのは難しいなぁー。花よりも葉を気にして見ているんだけど、それでも微妙なんだよね。どちらかというとこっちかなーとか、その程度の違いしか出ないし。 　植物の世界は奥が深いです。 [写真撮影] 2007年10月21日 [関連ページ] カントウヨメナ カントウヨメナ - -

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