身近な植物図鑑：シロバナサクラタデ(2)

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シロバナサクラタデ

[名前・種類]

シロバナサクラタデ

[学名]

Persicaria japonica

[英名]

[名前の由来]

白花桜蓼。白花をつけるサクラタデのこと。

[分布]

北海道～沖縄

[科名]

タデ科タデ属

[花色]

白色

[花期]

８月・９月・１０月

[特徴・解説]

　湿地に生える多年草。
　茎は高さ30cm～100cmになり、紅色をおびる節があります。
　枝先に花序を出し、白色花を多数つけます。花穂の先は垂れ下がります。花は5深裂する萼からなり、サクラタデよりやや小型です。。
　葉は披針形で、質はやや厚く、脈上や縁に伏毛があります。托葉鞘は長さ1cm～2.5cmで、粗い伏毛があり、縁には長毛が生えます。
　果実はレンズ形、または3稜形のそう果で光沢があります。
　雌雄異株です。よく似たサクラタデは花が淡紅色でやや大きいので、本種と区別することができます。

[感想]

　サクラタデの白色バージョン、シロバナサクラタデ。
　デジカメで普通に撮影したんですが、白くて小さな花なので、色が飛んでしまいました。明るさを調節してやっと綺麗な写真が撮れました。デジカメの機能、いろいろあるんだけどなかなか使いこなせなくてね。とりあえず白や黄色の花を撮影するときは、明るさを調節しています。
　湿地というか用水路というか側溝というのか、そんな感じの場所にたくさん群生していました。近づいてじっくりと花を観察してみたら、意外にも綺麗なことに気がつき、花が大きく写るように写真を撮りました。タデ科の植物というと、ブツブツとした花なんだかツボミなんだか良くわからないようなのがたくさんくっついている印象が強かったので、良い意味で意外な感じでしたねー。

[写真撮影]

2007年10月21日

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