被子植物門の、双子葉植物綱の、タデ目に属する科です。タデ目に分類されている科は、タデ科だけになります。
北半球に約40属1000種類が分布しています。日本には約60種類が自生しています。
多くは草本ですが、まれに低木になるものもあります。葉は単葉で互生し、多くは付け根に鞘状の托葉があります。花は小形で、集合して穂状、総状又は円錐花序をつくる。
「蓼食う虫」のタデは、ヤナギタデのことです。独特の香りと辛味があることから、薬味や刺身のつまなどに用いられることもあります。
ソバの原料になるソバ粉も、タデ科の植物です。他にも薬用のダイオウ、染料用にアイなどがあります。
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