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 ヒメツルソバ
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ヒメツルソバ

[和名・種類] ヒメツルソバ
[学名] Persicaria capitata
[英名] -
[名前の由来] 姫蔓蕎麦。
別名、カンイタドリ、ポリゴナム。
[分布] ヒマラヤ原産
[科名] タデ科イヌタデ属
[花色] ピンク色
[花期] 6月7月8月9月10月11月
[特徴・解説]  石垣の隙間などに生える、ヒマラヤ原産の多年草の帰化植物です。冬の冷え込みが厳しい地方では一年草になります。明治時代にロックガーデン用に導入された植物が各地で野生化しました。
 茎は立ち上がらずに横に這うように広がります。茎の節が地面に接すると、そこから根を下ろして広がっていきます。一株でおよそ直径50cmほどに広がり、園芸では地面を覆うグラウンドカバーとして利用されます。
 葉には暗い紫色のV字型模様が入り、秋になると紅葉します。
 花は初夏から晩秋にかけて、ピンク色で小さな花が球状に集まり、長期間咲き続けます。
[レポート]  おっ、なかなか綺麗に撮れたぞ(^^)
 石垣沿いや、ブロック塀の隙間などに良く見かける植物です。最近は特に多いなーと感じるようになってきました。他の植物が花を付けない12月や1月でも、花を付けているので目立つのかもしれません。
 この植物は少し変わっていて、ほぼ一年中、花を付けています。じっくりと球状になった花を観察してみると、花が開いているもの、ツボミばかりのもの、それにツボミばかりのように見えて実はタネが入っているものとがあります。タネは花弁に包まれているので、どれがタネで、どれがツボミなのか、見分けは付かないですね。
 これからもどんどんと増えていきそうな勢いがあるので、今後が気になる植物ではあります。
[写真撮影] 2006年12月13日
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