南アフリカ東部原産の常緑小低木です。日本では多年草として扱われます。
茎はほとんど立ち上がらず良く分枝し、地面を這うようにして匍匐して広がり、高さ5cm〜10cmになります。基部は木質化します。
葉は対生し、長さ約2.5cmの先端の尖ったへら形です。光沢があり、多肉質で、弾力があり、内部には水分が貯えられています。葉に白い縁のある、斑入り品種もあります。
花は直径約1.5cmで、キクに似た花を付けます。日中だけ開き、夜間や曇天には閉じる開閉運動をします。
果実は刮ハです。
丈夫で育てやすく、乾燥、耐暑性、耐寒性にも優れ、マツバギクなどと一緒に栽培されます。暖地では屋外で越冬可能です。挿し木で増やすことができます。
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