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ニンジンの葉


ニンジン

[和名・種類]

ニンジン

[学名]

Daucus carota subsp. sativus

[英名]

Carrot

[名前の由来]

人参。根の形が、人の姿に似ていることから。

[分布]

中央アジア原産

[科名]

セリ科ニンジン属

[花色]

白色(葉:緑色に掲載)

[花期]

7月8月9月

[特徴・解説]

 地中海沿岸、北アフリカ、中央アジア原産の、一年草〜越年草の野菜。
 根は倒円錐形に肥大し、長さ10cm〜100cmになります。カロテンを多く含み、黄色〜赤色になります。
 葉は根出葉を出し、羽状複葉で小葉は細かく裂けます。
 高さ約1mの複散形花茎を出し、白色の小さな花を密につけます。
 日本には室町時代後期に、食用として渡来しました。東洋系と、西洋系の品種に大別されます。また、長根種と短根種に分類されます。表土の深く、有機質に富んだ砂質土壌を好みます。根はビタミンAが豊富で、生食、煮食など、様々な料理に使用されます。葉はビタミンAが豊富で、食用にされます。

[観察・感想]

 ニンジンの葉っぱの写真です。
 ニンジンの原産地には諸説ありますが、地中海沿岸〜中央アジアが原産地だと考えられています。最近では、アフガニスタン周辺とも考えられています。
 原産地から、ヨーロッパに渡って品種改良されたものを、西洋系ニンジンって言います。原産地から、中国に渡って品種改良されたものを、東洋系ニンジンって言います。室町時代の頃、日本に渡来したのは東洋系ニンジンでした。その後、長く東洋系ニンジンが栽培され続けましたが、第二次世界大戦以降、西洋系ニンジンが栽培されるようになりました。
 ニンジンって、独特の香りや、苦味があるので、苦手な食べ物だったのですが。最近では、香りや苦味がなく、食べやすい品種が開発され、作られるようになりました。昔のニンジンはもっと苦かったって思っている人、かなり多いんじゃないかなーと思います。
 ニンジンの葉も、サラダや、パセリの代用品として、食べることができます。でも、ドクニンジンなんていう植物もあるので、間違えて食べないように気を付けてね。

[写真撮影]

2008年10月04日

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