落葉半低木です。
高さ1m〜2mになります。茎の基部から1年生の枝を多数だし、しなやかで、枝先は垂れ下がります。
葉は互生し、有柄で、3枚の同形の小葉からなります。小葉は長さ2cm〜6cmの長楕円形で、先端は尖ります。表面は若葉では軟毛があり、のち無毛になり、裏面には伏毛が生えます。
葉腋から総状花序を出し、花は紫紅色で、長さ約1.5cmの蝶形花です。萼は深く4裂し、萼裂片は萼筒より長く、先端が尖ります。最下の萼裂片は、他の萼裂片より明らかに長くなります。白色品種もあります。
江戸時代、ケハギから作られた園芸種です。庭や公園で、観賞用として栽培されます。広く栽培されており、栽培されていたものが、ときに逸出します。
|