サンコタケの写真です。
地面から、カニのツメみたいなキノコが生えているのを発見しました。とても特徴的なキノコで、根元には卵状のものがたくさんあり、それを突き破るように、カニのツメみたいなキノコが生えていました。
ひとつやふたつではなく、とてもたくさん生えていました。近付いて写真を撮ろうとしたのですが、なんか変なニオイがするんですよ。糞や尿のあるところから、生えてくるキノコもあるって知っていたので。誰かがこの場所で、ウンコとかオシッコをした場所なんじゃないかなーって思って。あんまり近付きたくないなー、誰かの糞尿で靴底が汚れちゃいそうでイヤだなーって思いながら、写真を撮っていました。
帰宅後、キノコの図鑑を調べてみたところ、サンコタケというキノコだということが判明しました。その特徴として、悪臭があるんだとか。胞子のグレバと呼ばれる部分が、粘膜の中にあり、その粘膜が悪臭を放つのだそうです。キノコから出てくる悪臭で、誰か知らない人の糞尿じゃなくて良かったです。
そのニオイのせいで、食用には向かないのですが。誰も食べようとしないため、毒があるのかどうかも、わかっていないようです。
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