| [名前・種類] |
カラスウリ |
| [学名] |
Trichosanthes cucumeroides |
| [英名] |
- |
| [名前の由来] |
烏瓜。樹上に長く残る果実をカラスが残したとする説。
別名、タマズサ（玉章）。縦に隆起した帯のある種子を結び文にたとえたもの。 |
| [分布] |
本州〜九州 |
| [科名] |
ウリ科カラスウリ属 |
| [花色] |
白色（果実：赤色に掲載） |
| [花期] |
８月・９月 |
| [特徴・解説] |
山地や藪などに生えるつる性の多年草。
細い茎が伸び、巻きひげで他物に巻きつきます。
葉のわきから白色花を出し、花冠は5裂してレース状に細かく裂けます。夕方に開き、夜明け前にはしぼんでしまいます。
葉は互生し、長さ幅とも6cm〜10cmの卵心形で、掌状に3裂〜5浅裂します。質が厚く、粗い白色毛が密生しています。表面は青黒い緑色をしており光沢はありません。
果実は長さ5cm〜7cmの朱赤色の球形〜楕円形です。種子は1cm前後です。
雌雄異株です。
若い芽は、油炒めなどにして食べることができます。根が太く塊根からは天瓜粉（てんかふん）がとれます。良く似た種類にキカラスウリがあり、果実は黄色に熟し、種子の形が違います。 |
| [感想] |
今年もカラスウリの花を撮影することができずに、１年が終わってしまった。野草観察を趣味とする人にとって、カラスウリの花は特別な存在であるはずなのに写真を掲載できないなんてー。植物図鑑作成者として失格ですねー。もともとひきこもりで、それを克服するためにデジカメ写真を始めたようなものなんで、あまり多くは望まないでください(^^;)
どーしてもカラスウリの花の写真が見たいというかたは、市販の図鑑を買ってください。その方が私のサイトなんかよりも、ずっとためになります。
カラスウリの葉も茎も枯れてしまい、果実だけが残っていました。葉が生い茂っていたら気が付かなかったかもしれませんが、葉がなくなったのでカラスウリの果実があることに気が付きました。見つけた記念に持ち帰ろうかなーとも思いましたが、持ち帰っても利用価値がないし、そのままにしておけば野鳥の餌になるかなって思って、取らずにしておきました。やっぱり取るのは写真だけね。 |
| [写真撮影] |
2007年12月05日 |
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カラスウリ
