[和名・種類] |
ノブドウ |
[学名] |
Ampelopsis brevipedunculata |
[英名] |
Porcelain berry |
[名前の由来] |
野葡萄。野に生えるブドウのこと。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
ブドウ科ノブドウ属 |
[花色] |
淡緑色(果実:紫色に掲載) |
[花期] |
7月・8月 |
[特徴・解説] |
山野に生える、落葉つる性植物。
茎は暗灰色で節の部分がふくらみます。茎は毎年枯れますが、基部は木質化して直径4cmほどになります。枝は、はじめ粗い毛が密生しますが、のち無毛になります。円形の皮目が多くあります。2分岐した巻きひげで、他物にからみつきます。
葉は互生。葉身の長さ8cm〜11cm、幅5cm〜9cmのほぼ円形で、3裂〜5裂します。裂片の先はとがり、ふちには粗く浅い鋸歯があります。基部はハート形です。裏面の脈腋にはまばらに毛があります。
花は葉と対生して、集散花序を出し、小さな花を多数つけます。花弁とオシベは5個、メシベは1個です。
果実はブドウタマバエや、ブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになります。正常な果実はあまりありません。 |
[レポート] |
今までに見たことのないナス科の植物だなーと思いながら写真を撮っていました。だってどう見ても、ナス科の植物の果実だもん。
でもつる性の植物だったのでナス科の植物のわけないなーと思って。周辺に生えている植物を観察してみると、どうやらノブドウのようですねー。ノブドウの果実ってこんなに大きくなるのかなーと疑問を持ちましたが、調べてみるとさまざまな色や大きさになるみたい。ほとんどの果実に昆虫が寄生して、果実に変化が現れるみたい。でもここまで大きくなったノブドウの果実を見たのは初めてだなぁー。
もしかして園芸品種のノブドウだったのかな?果実が大きくなる品種だったりとか。それにしても大きな果実だなぁ〜。虫が寄生するっていうのを知ってるから果実の中を観察しようとは思わなかったけど。カミソリで切ってみたら虫がウジャウジャーって出てきたら焦るじゃん? |
[写真撮影] |
2007年12月05日 |
[関連ページ] |
|