そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 12月 > フウロソウ科 > ゲンノショウコ
 ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

[名前・種類] ゲンノショウコ
[学名] Geranium nepalense subsp. thunbergii
[英名] Dewdrop crane's bill
[名前の由来] 現の証拠。民間薬として利用し、飲むとすぐに効果が出ることから。
別名、ミコシグサ(御輿草)。果実の裂開した形がミコシの屋根に似ていることから。
[分布] 北海道〜九州
[科名] フウロソウ科フウロソウ属
[花色] 紅紫色白色(果実:茶色に掲載)
[花期] 7月8月9月10月
[特徴・解説]  山野に普通に生える多年草。
 茎は高さ30cm〜60cmになります。茎や葉には毛が生え、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛が生えます。
 葉のわきから花柄をのばし、先に経1cm〜1.5cmの紅紫色、または白色の5弁花を2個つけます。萼片は5個、花柱は5裂します。人為的な原因によって、東日本には白花、西日本には紅紫色花が多く自生しています。
 葉は長さ2cm〜4cmで掌状に3深裂〜5深裂します。若葉には紫黒色の斑点があります。
 果実は長さ1.5cmのさく果で、心皮の上部がくちばし状に伸び、その下端に種子があります。熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げて弾き飛ばします。短毛と腺毛が多く生えます。
 昔から茎葉の乾燥したものを煎じて飲み、下痢止めとして使われてきました。
[感想]  やっと写真が撮れたよー。ゲンノショウコの果実。図鑑では良く見かけるんだけど、実際にはなかなか目にする機会に恵まれなくて。この果実の状態が、ミコシグサの名前の由来なんで、どうしても写真が撮りたかったんですよ。やっぱりお神輿の屋根みたいに見えるでしょ?
 長い花柄の先に2個、この状態の果実が付くんだけど、この日の天気は雨。しかも花柄が長いから、ちょっとした風が吹くだけで揺れちゃうんだよー。そのせいでピントは合わないし、被写体はブレるしで、写真撮影が難しかったよ。レフ板が欲しいなーとか思ったけど、そこまで本格的に写真撮影をすると、気軽な気持ちでの植物観察がおっくうになっちゃうし。
 まあとりあえず、ちゃんと写真が撮れてよかったです(^^)
[写真撮影] 2007年12月11日
[関連ページ]
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク

寄せ植えで楽しむ山野草
季節の野草山草図鑑
日本のスミレ (山渓ハンディ図鑑)
日本のスミレ山渓ハンディ図鑑
花・園芸・盆栽

  身近な植物図鑑-12月  
メタセコイア そらいろネットホーム サザンカ
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved