地中海沿岸部原産の一年草〜二年草の野菜。
高さ30cm〜60cmになります。
花は茎頂に単生し、経3cm〜5cmの淡黄色です。
葉は、根生葉と茎につくものがあり、茎につく葉は互生します。濃緑色で、羽状に裂けます。葉の切れ込み程度によって、大葉種、中葉種、小葉種に分類されます。最も広く流通している品種は、中葉種です。
日本へは、室町時代末期に中国から渡来しました。食用に使用するのは東アジアだけで、他は観賞用に使用されています。
春まき、夏まき、秋まきと、年に3季の栽培がされます。特に春まきの3月〜6月、秋まきの9月〜10月が種まきの適期で育てやすいです。葉には香りがあり、品種によって味が異なります。特有の香りとクセのある味が特徴ですが、大葉種は香りもクセも弱いです。おひたし、汁物、鍋料理などに使用します。花を観賞する品種もあります。
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