朝比奈切通の説明が書かれてある石碑です。倒れちゃうんじゃないのかなって思うような不安定さですが、倒れることなく建っています。もし倒れたら、割れちゃうだろうからなー。
1941年(昭和16年)、鎌倉青年会(鎌倉青年団)によって建てられた石碑です。鎌倉の各地の史跡建てられているので、史跡巡りをしているとたびたび見かけると思います。大正時代中期〜昭和時代初期に建てられており、現代ではややわかりづらい説明文が書かれてあります。鎌倉の史跡を大切にしたいという気持ちが込められた石碑です。
朝比奈切通は、鎌倉七切通しの中でも、かつての状態が残されている切通です。鎌倉幕府が開かれた頃の鎌倉はどんなだったのか、それが一番良くわかる場所なんじゃないかなーと思います。オススメの場所です。アスファルトで舗装されておらず、電柱が1本もないっていうのがイイですね!
鎌倉という都市を建設するにあたって、大規模な土木工事が行われてきました。土地が狭いため、山や丘陵を削って土地を確保し、低地には削った土や岩で埋め立てました。さらに切通で、道と防衛施設を造りました。土木工事の従事者は、寺社から協力を得ていました。
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