道寸祭りのメインイベント、笠懸。
疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を放って的を射る、日本の伝統的な馬術です。
流鏑馬と比較すると、より実戦的で標的も多彩であるため技術的な難易度は高いですが、格式としては流鏑馬より略式となり、余興的意味合いが入ります。流鏑馬、笠懸、犬追物で騎射三物と称され、三大古弓馬術になります。
起源は明確ではありませんが、平定家の『定家朝臣記』、藤原明衡の『新猿楽記』に記述があります。戦場での騎射や狩り等、より実戦的で確実に標的に当てることが目的で、余興や騎射の腕を競う勝負事として発展しました。
平安時代になると盛んに行われ、鎌倉時代に最盛期を迎えます。犬追物・流鏑馬と並んで「騎射三物」と称されるようになります。
現在は武田流、小笠原流等が作法に則って伝わっています。道寸祭りでは、武田流が行っています。
武田流はVIP来日時に、披露したりしています。日本各地で行事を行っています。
三浦半島観光地図:三浦市三崎町小網代:道寸祭り
三浦半島観光地図:三浦市三崎町小網代:笠懸の準備
三浦半島観光地図:三浦市三崎町小網代:笠懸の表彰式
三浦半島観光地図:三浦市三崎町小網代:荒井浜海岸
|